精神科とカウセリングでどちらに相談すべきか

大量の薬

精神科とカウセリングでどちらに相談すべきか

精神科とカウセリングどちらに相談すべきか、悩む方も多いと思います。
当然、どちらにも、メリット、デメリットが存在します。
またご本人にとってどちらが自分自身に合っているのか?
ということも、ご本人の考え方で決める事が大切です。
今回は、両者のメリット、デメリット、同時に薬に対しての知識、しっかり服用を守る大切さをお話し致します。


LINEでカウンセリング はーとぴあら 小島江津子

自身も幼少期から心の病とたたかい、そこで出会ったカウンセラーの方のおかげで、大量に服用していた薬も徐々に減っていく。カウンセリングの大切さを知り、同じような境遇の人の力になりたいと思い現在に至る。

【資格】メンタル士心理カウンセラー/メンタル心理インストラクター/チャイルド心理カウンセラー/子供心理カウンセラー


目次

カウセリングで相談するメリット(内部的治療法)

カウセリングは、ご本人とカウンセラーとの間で、築かれていく信頼交流を基盤にして、対話を続ける事で、一緒に考え、ご本人の精神状態に合わせてたカウセリング法でゆっくりと心の安定を取り戻していきます。
また対話の中で本当に病気なのか?一時的な心の乱れなのか?見分ける事ができます。
通院する必要がないため、気軽に、些細な事、どんな事でも相談できます。
また病気と判断されても、精神状態によって、通院、薬の服用をする事なく回復に向かう事も見込めます。
マンツーマン体制ですので、ご本人に時間をかける事、ご本人の意向に合わせ予約をとる事も可能です。
カウンセラーと共に、共有、解決へと導く事ができます。

カウセリング方法の種類

  • 支持的神療法
  • 来談者中心療法
  • 洞察療法
  • 認知行動療法

ご本人に合ったカウセリング方法をカウンセラーが見出していきます。
いずれも対話法なので通う必要はありません。

カウセリングで相談するデメリット

ご本人の精神状態によって、ゆっくりと時間をかける事になります。
また、定期的にカウンセラーとの対話が必要になります。
早期解決に向けて対話を続ける事が必要不可欠になりますので焦りを持たれる方も、少なくありません。
ご本人には実感のない、目に見えない相乗効果になるため、本当に良くなっているのか?不安を抱く方も多く、カウセリングを辞めてしまうケースがあります。
またカウセリングだけでは、改善が出来ない場合には、カウセリングと精神科に通ういう二重の選択も考えなくてはなりません。
また重要な事は、カウンセラーとの相性です。とても大切な事です。
カウンセラーとの相性が合わなければ、不快な思いをしてしまう可能性があります。

精神科で相談するメリット

精神科で何らかの心理的な問題がある疑いの可能性が少しでもあれば、すぐに治療に移行する事ができます。
生活や仕事の中で症状により、何かしらの障がい、困難が生じます。
日常生活がままならなくなってしまう事も少なくありません。
症状により、出来なくなってしまった事を再びできるようになるために、基本的にには薬物治療(外部的治療)を用いて、その症状に合った薬を服用する事で軽減できる症状に対してアプローチをし、さらなる、症状を生みだす可能性を軽減させる事ができます。

精神科で相談するデメリット

精神科で用いる治療法は薬物治療が基本になります。
その症状を軽減させ、悪化を防ぐ事に繋がります。
ただし、薬の服用法はしっかりと守らなければなりません。
薬に対する知識をしっかり理解し、医師の指示通り服用するアドヒアランス(服用導守)が大切になります。
また精神科の場合には通院をしなくてはならないため、通院が辛くなってしまう、疲れてしまうという結果通院を辞めてしまうケースも少なくありません。

精神科で処方される主な薬

病院で処方される薬は以下のものが上げられます。

自律神経調整薬

薬の効果としては、自律神経の中枢である視床下部に作用して、神経バランスを整えます。
比較的軽い症状の方や神経の乱れが、起こりやすい方が服用を勧められます。

抗不安薬

きちんと規定を守って服用する事を前提とすれば、安全性が非常に高い事から心理的な症状に対して、最も服用されているのがこの抗不安薬です。
一般的には精神安定剤と表記されます。

睡眠導入剤

心理的な症状のために、眠れない場合に服用するのが、睡眠薬として知られる睡眠導入剤です。
夜、眠れないと、昼間の生活が乱れストレスの直接原因になります。
睡眠導入剤は、個々の睡眠症状に合わせて、使い分けされています。
決して、人からもらったり、分け与えりしてはいけません。

抗うつ薬

うつ状態や緊張感を和らげると同時にポジティブな方向に思考が向き、行動力が高まります。
ただし、症状が良くなったからといって、勝手に服用をやめてはいけません。
ゆっくりと服用を続けていかなければなりません。

薬の副作用と副作用の重さ

薬物治療→外部的治療法は心理的な症状が重い場合には効果的ですが、長い期間、服用を続けていると、副作用が出やすくなります。
いくつかの副作用をお話しします。

  • パーキンソニズム→手の震え、筋肉の硬直、よだれ
  • 急性ジストアニア→眼球が上を向く、舌が突出する、首が傾向いてしまう、ものが飲み込みにくくなる
  • アカシジア→手足に違和感がでる、落ち着きがなくなる
  • 抗コリン性自律神経症状→口の中の乾き、便秘、立ちくらみ、めまい、失神、尿閉
  • 薬物アレルギー→かゆみ、発疹、肝障がい、白血球減少、高熱、発汗、筋肉の萎縮、意識障がい

心当たりのあるものが一つでも発症した場合は医師に相談して下さい。
薬に対する正しい知識をご自身でしっかり身につける事が重要になります。
副作用が重い場合、発症自体はまれですが、薬物アレルギーや高熱など身体に大きな影響を及ぼすような、症候群には、最悪な事態になってしまう事が比較的多い、副作用だと知られています。
以下の場合には起こりやすいとされています

  • 急性の幻覚、妄想などの、精神運動興奮状態を収めるために、心理的な症状に対する病薬を大量に服用した場合
  • 手足の震えや筋肉の硬直がおきる「パーキンソニズム」などに対して、投与されている病薬の服用を勝手に自ら服用する事をやめた場合
  • 長期において心理的な症状に対する病薬の服用をおこなっていた方が何かしらの理由で身体的に衰弱してしまった場合、薬の服用はしっかりと守る事が大切です。

薬物依存の危険性

昨今オーバードーズ→薬を大量に服用する事が問題になっています。
精神安定薬などによって、身体的または精神的問題が持続的または、反復的におこり悪化しているとわかっているにも関わらず、服用を続けてしまう事です。
乱用を続けてしまう事で、学習能力低下、記憶障害、人格変化を、おこします。
知覚を変化させてしまい、幻覚が現れる事があります。


大量に摂取→オーバードーズしてしまう事で、高体温になり、死に至るケースも少なくありません。
また、慢性的な、吐き気、頭痛精神への悪影響や意識障がいを引き起こしてしまいます。

薬物依存の特徴と症状

やめたくてもやめられない→コントロールができなくなる

慢性→進行性を放置してしまうと、どんどん進行してしまい、やめる事で進行を止める事ができるが、長くやめていても、かつてのコントロールが取り戻せない

とらわれ→ のめり込み、自分の中の大切なものの優先順位が変化してしまい、家族、仕事、将来設計、生活の全てに対して、
優先順位が一番になり、のめり込んでしまう

まとめ

カウセリングまたは精神科、どちらが特化していて、どちらが劣っているかは、比べる事はできません。
カウセリングだからこそできる事、精神科だからこそできる事があります。
一番望ましい事は、自分自身がどちらの方が合っていると考え、どちらの方がご自身にとって相談をするうえでハードルが低く気楽に、相談出来るのか考えてみましょう。人それぞれ考え方が違うのは当然の事です。
そして、どちらも自分自身が共に歩まなければなりません。
ご自身に合った相談方法を模索する事、そして気楽に相談するという気持ちを持つ事が大切です。
些細な事、気になる事、どんな事でも構いません。お話し聞かせて下さい。お待ちしております。

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