ヤングケアラー【隠された子供達】

ヤングケアラー隠された子供たち

ヤングケアラー【隠された子供達】


2022年7月
55才の母親を37才の息子が殺めてしまった痛ましい事件が起こりました、母親は離婚後アルコール依存症になり、うつ病を病を発症してしまいます。

37才の息子は、10才から食事、掃除、家事の全てを担い、幼い妹の世話もしていました。
厚労省の調査では2020年公表   小学6年生の15人に1人が家族の世話をしていると回答しています。
クラスに1~2人の割合でヤングケアラーがいる計算になります。


LINEでカウンセリング はーとぴあら 小島江津子

自身も幼少期から心の病とたたかい、そこで出会ったカウンセラーの方のおかげで、大量に服用していた薬も徐々に減っていく。カウンセリングの大切さを知り、同じような境遇の人の力になりたいと思い現在に至る。

【資格】メンタル士心理カウンセラー/メンタル心理インストラクター/チャイルド心理カウンセラー/子供心理カウンセラー


目次

ヤングケアラーとは?

本来、大人(親や配偶者)などが担うべき、家事や家族の世話を子供や若者が日常的におこなっている状態の事です。
18才以下のケアラーをしめしてヤングケアラーというのに対して、若者ケアラーとは18才~30才位までのケアラーを表します。

具体的にヤングケアラーが担っている状況は?

家族の介護

病気や障害を持つ、家族の身の回りの世話、通院の付き添い、食事、排泄の世話

家事全般

料理、洗濯、掃除、買い物

兄弟、姉妹の世話

幼い、兄弟、姉妹の世話や送り、迎え、見守り

感情面のサポート

家族の精神的な支えになる。

ヤングケアラーが増えている 原因はなに?

ヤングケアラーが生まれる

  • 背景には、現代の家族のあり方が原因の一つとしてあげられます。
  • 都市部を中心に核家族化が進んでいるほか、ひとり家庭の増加、未婚のシングルマザーの増加、家事やケアを担える
  • 大人が家庭内にいない
  • 親が子供の世話をしない
  • ネグレクトのケースも少なくありません

ただし、もちろんひとり親家庭未婚のシングルマザーの方が一緒懸命に子育てを頑張っている方も当然、多くいます。

ヤングケアラーの子供はどうなってしまうのか?

ヤングケアラー、つまり家族の世話を日常的におこなう子供達は、学業、友人関係、健康面、精神面などさまざまな影響を受けます。
過度な責任感や負担は子供の心身の健康を損なうだけではなく、学習の遅れ、進学、就職、結婚、社会性の発達、精神面の限界など、おおきな影響を及ぼします。

学習への影響

学習時間の減少
家族の世話に時間をとられ十分な学習時間が、確保できず、学業に遅れがでる。

成績低下

授業に集中する事ができず、宿題、課題に、取り組む時間が、とれないために成績低下につながります。

進学への影響

受験勉強の時間が確保できないため。また、金銭的な問題もあるために、自分自身の目標は後回しにになり、結果、進学を諦めてしまう。

友人との交流が減少する

友達と遊ぶ時間や部活、習い事に、参加する事ができません。
また、自分は他の友達とは違うという意識を持ってしまうので友人関係が、気薄になり場合によっては友人関係を経つ、不登校に
いたってしまうケースも少なくありません。

孤立感、孤独感

友人関係が気薄になる
相談や頼る事ができないため常に、孤立、孤独感を抱えています。

コミニュケーションの能力低下

友人や他者との気薄な関係、または周囲との関わりを経ってしまうため、コミニュケーションを学ぶ機会がないため、人間関係を保つ事、他者に相談する事、頼る事が念頭にないためコミニュケーション能力が著しく低下しまいます。

健康面への影響

睡眠不足、家族の介護、家族の世話に時間がとられます。
介護の場合は、夜間まで世話が続く事になるため十分な睡眠を確保できません。

体調不良

疲労の蓄積や栄養バランスの偏りが激しいため、さまざまな身体的不良をおこし体調を崩す事が、頻繁におこります。

精神的ストレス

家族のケアに対する責任感が著しく強く、また、学業ができない。
自分自身の事は常に後回しになるために自分自身の気持ちをあきらめなければならないため精神的な不調
精神疾患を発症してしまうケースも少なくありません。

将来への影響

子供の頃から、本来の子供としての正しいルート、プロセスがを進む事ができないため学業、受験、進学、就職、結婚といった、将来に対しての、目標が持てず自分自身の人生の選択枠がなくなり、自分自身を後回しにする思考になっているために、将来に対しての目標を自分自身で考える事ができません。

自己肯定感の低下

自分の時間、自分の考え、自分の目標が、小さい頃から奪われてしまうため自信を持つという事をあきらめてしまっているために
自己肯定感が著しく低下しています。

ヤングケアラーのカウンセリングの重要性は?

ヤングケアラーのカウンセリングは、若年期に、家族の介護、世話を担う子供達が、抱えるストレスや孤独感を軽減させるために
とても重要になります。
また、自己肯定感を高めていくために、カウンセラーとの継続的な対話を重ねる事で過去の経験を整理し、自分の人生を家族、他者のためではなく、自分のために生き、自分自身で人生の選択枠を広げ、自分の将来への目標を順序でたてていく事ができ、自分自身の人生を歩んでも構わないんだ。
自分自身の自信を時間をかけ小さい頃からのマインドコントロールから抜け出す、解放する事をめざします。
そして、自分自身の人生を充実して、より良い人生を送っていくためのサポートはとても大切な事です。

カウンセリングはとても重要になります。

まとめ

本来ならば、周囲の大人が気づいてあげる事が一番になりますが、ヤングケアラーの子供達は、はじめはちょっとしたお手伝いという感覚からはじまります。

子供本人が自分の自我に芽生え、自分のしたい事、同年代の子供がしている事と同じようにしたいとこころでは思っていても、
家族を見捨てる事ができず、自分の責務として全うしなければならないという思考になっています。

隠された子供達がこころの中で悲鳴をあげ続けています。
これからを生きる未来を支える事は、大人の義務と言っても過言ではありません。

勇気を持って、恥ずかしがらずにお話を聞かせてください。
ご連絡、お待ちしております。

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