誹謗中傷から自分を守るための6つの心がけ

ハートを手渡す

誹謗中傷から自分を守るための6つの心がけ

昨今色々な事がとても便利な世の中になり、その便利さを良い方向に使う事が望ましいのですが、残念ながら便利さを利用して、悪い方向に向かい、悪い事柄に使用されてしまう事の方が多くなってしまいました。
今回はSNSなどからの誹謗中傷についてお話しします。


LINEでカウンセリング はーとぴあら 小島江津子

自身も幼少期から心の病とたたかい、そこで出会ったカウンセラーの方のおかげで、大量に服用していた薬も徐々に減っていく。カウンセリングの大切さを知り、同じような境遇の人の力になりたいと思い現在に至る。

【資格】メンタル士心理カウンセラー/メンタル心理インストラクター/チャイルド心理カウンセラー/子供心理カウンセラー


目次

匿名という保護下での誹謗中傷

便利性の中に匿名を使う事で、人物を特定する事が難しい為、突き止められなければ、何を言っても構わないという風習がエスカレートしています。
特定の人物に対しての誹謗中傷、言葉の攻撃、言葉の暴力、無責任で悪質な発言が横行しています。
言葉の暴力は身体的な暴力とは異なるものですが、どちらも相手を最悪な結果に追い込む事は容易です。
言葉の暴力は自分で直接手をくださず、匿名という事を利用し、更に不特定多数の人もやっている事から罪悪感を感じなくても済む、集団心理が働いています。特定の人に向けて多数で言葉の攻撃、言葉の暴力を振るうという事がどれだけ個人を追い詰め、心を傷つけ、絶望に追い込む事なのか…
自分が同じ事をされたら、逆の立場になったらと少しでも考える事が出来れぱ良いのですが、残念ながらこの行為は無くなる事はありません。
このような行為を行う大半は、攻撃相手に対して直接な感情はなく、攻撃相手にかこつけ、自分の日頃のイライラやうっぷんをはらしているだけの人が多いのです。しかしその「だけ」という軽い気持ちが一人の人間の人格も存在も否定をし、心ない言葉を無責任に発信する事で、人生を壊され、自分を壊され、心を病み、最悪その人の人生の終止符を打ってしまう恐ろしい行為なのです。

自身の心のコントロール

攻撃を受けている人は、その言葉の暴力に打ち勝つ強い心を持つのではなく、自分自身の心のコントロールを上手く変化させ、心の柔軟性を身につける事がとても重要で大切になります。
とても難しく簡単な事ではありません。
苦しみ、悲しみ、怒りを伴う事でしょう。
自分自身との葛藤とも戦わなければなりません。
相手を変える事は絶対的にできない事柄ですので、自分自身の心のコントロールを変えていくしか残念ながら方法はありません。
誰しも自分に対しての言葉の攻撃、暴力を気にしないでいられる事は皆無な事です。
悲しみ、怒り、不条理さの繰り返しになるでしょう。

一人で抱え込まない

まずは絶対に一人で抱え込まない事、周囲に相談したら迷惑がかかる…
相談したとしても何も変わらない…
の固定観念をゆっくりと打破していきましょう。
あなたを大切に思い、愛してくれている人の存在を決して忘れてはいけません。
自分が悪いという考えも捨てましょう。あなたに非も落ち度も全くありません。

誹謗中傷する人間の心理と特徴

誹謗中傷する人間の心理、特徴を知る事も大切です。
この事を知る事で自分に向かう攻撃がいかに身勝手でいかに無責任な事なのか把握しましょう。
誹謗中傷する人間の心理は、収入、容姿、学歴、結婚などの経歴等にコンプレックスを抱えています。
自分自身にコンプレックスを持っていると自分の持っていないもの、自分が出来ない行動をとる人に嫉妬心を抱きます。
この気持ちが強くなっていき、人に対する嫉妬心が攻撃へと変化します。

誹謗中傷をする人の特徴

  • 歪んだ正義感や自分の正当性を主張したい。歪んだ正義中毒になってしまっている
  • 収入、容姿、学歴等にコンプレックスを抱えている
  • ストレスの発散方法を知らない
  • 相手の反応を見て楽しむ愉快犯
  • 普段の生活に対しての不満やコンプレックスを抱えている為ストレスの吐け口として他人を攻撃する。

他人の不幸を喜ぶ人間は少なくありません。
まして、会った事もない、本当の名前も名乗れない、そんな人間にあなたの人生を左右する権利も、あなたの人生を壊す権利も、あなたの人生に勝手に終止符を打たせる権利も絶対にありません!

誰かが誰かにとって必要な存在であり、大切な人

誰しもが誰かにとって必要であり大切な存在なのです。
自分自身の心の柔軟性のコントロールをゆっくり身につけ、吐き出す時には余す事なく吐き出し、思い切り泣いて、悔しい、悲しい、いたたまれない感情も自分の味方に変えていけるように…
くだらない、馬鹿げた事だと思えるように…

誹謗中傷を受けている方の6つの心がけ

攻撃を受けている方に6つの心がけをお話させて頂きます。

1―周囲に助けを求める事

中傷誹謗に対して一人で抱え込んだり、一人で対抗しようとすれば当然精神的な異常に陥ってしまいます。
周囲に相談する事が大切です。
ただ自己主張が苦手な人や周囲に迷惑をかけたくないという気持ちが強く働く人もいるのも事実です。
そんな場合にはカウセリングを受けるなどしてゆっくりと自分の権利のために立ち上がり、同時に相手の権利も考慮する自己表現、相手の話しをしっかり聞きながら、健康的に自己主張する、双方のバランスがとれた自己表現をする。
この事を「アサーション」といいます。
日頃のコミニュケーションが大切になります。

2―現実の人間関係を大事にする

ネット上の誹謗中傷は目立つため多勢の人間が発信しているように感じてしまいます。
悪口を言ったり、人格否定をしてくる人が多勢いると錯覚してしまいます。
大事なのはネットの世界ではなく、あなたの周りにいる顔と顔をしっかり合わせ、本名も知っている間柄です。
現実の関係性を一番に大事にしましょう。

3―否定されているのはわずかな部分

ネット上の自分は自分自身のわずかな部分です。
自分自身を全て否定されている訳ではありません。
否定している人間はあなたの本質を知りません。
本質を知らない一部の人間なんだと考えられるようにしましょう。

4―批判と中傷を分ける事

批判と中傷を分けて考えられるようになる事が大事です。
批判とは現状をより良くしていこうとする積極的な言葉や態度の事です。
この事を 「建設的な意見」と言います。妥当な意見であれば前向きに受け取り成長できる、気づきに変える事も大事です。
一方で中傷は、人格批判、全否定、嘘、を意味します。
できる限り断固として拒否する、姿勢が大切ですが、一人で抱えず、立ち向かわず、我慢しないで家族、周りの人と協力して自分を守る事が大切です。

5―反すうしない事

反すうとは、一つの体験を何度も体験してしまう事です。
ありもしない誹謗中傷をネット上に書かれてしまうと、何度も確認したり、頭の中で何度も繰り返し、巡らせてしまう思考になってしまいます。
難しい事ですが、誹謗中傷を何度も思い出さない心がけも必要です。
ネットを見るのであれば自分の中で1日何時間までと決め、自分の中でルールを作りましょう。
ネガティブな記憶を何度も思い出してしまいますが、ネガティブな考えから抜け出せない時に、簡単なペナルティを自分に作り、きっかけを自分に与える事で思考を中断する力を身につけていきましょう。
この事柄を「思考停止法」と言います。

6―関わらないようにする。

誹謗中傷を繰り返し行う人とは、関わりない事が大事です。
とても難しい事ですが、匿名で無責任な人間を相手にする価値などどこにもありません。
SNS上の無責任な関係を断つ事を心がけましょう。
私達人間は1歩間違えれば、 誹謗中傷する立場になりえてしまう事も忘れてはいけません。

まとめ

昨今のテクノロジーの発展で、ネット上では匿名でさまざまな事を自由に表現できるようになりました。
これは便利になった半面、デマ、風説の流布、誹謗中傷など、自身がバレないことをいいことに間違った方向に利用してしまう人が多くなってしまいました。
ネット上でこのような書き込みをする人物は、私生活では目立たない、相手にされない人が多いです。
ですから、匿名の場を使い、目立ちたい、相手にされたい思うのではないでしょうか。

誹謗中傷を受けている人は、自分自身の心のコントロールと孤立しないことが大切です。
家族や友人に相談できない場合は、プロのカウンセラーに相談すれば、解決の糸口がきっと見つかります。

まずはLINEで20分の無料相談

LINEだけでカウンセリング

まずは「友だち追加」で
20分の無料相談
追加後、ホームページを見たと
トークしてください

※スマホならタップで友だち登録

目次