【自傷行為】自分を傷つけこころを癒すマインド

やわらかな朝の光が差し込むこもれび

【自傷行為】自分を傷つけこころを癒すマインド

自傷行為は“死にたいから”ではなく、耐え難い感情から身を守るための対処として現れることがあります。
間違ったイメージに惑わされず、責めずに寄り添う姿勢が回復への第一歩です。
本稿では、その背景や心理、子どもへの関わり方、関連する疾患、そしてカウセリングの意義を丁寧に整理しました。


LINEでカウンセリング はーとぴあら 小島江津子

自身も幼少期から心の病とたたかい、そこで出会ったカウンセラーの方のおかげで、大量に服用していた薬も徐々に減っていく。カウンセリングの大切さを知り、同じような境遇の人の力になりたいと思い現在に至る。

【資格】メンタル士心理カウンセラー/メンタル心理インストラクター/チャイルド心理カウンセラー/子供心理カウンセラー


目次

① リストカットは【⠀生きるため⠀】の行為

リストカットは生きるための行為です。
社会リストカット等の自傷行為に対して間違ったイメージを持っています。
自傷行為はつらい気持ちをやわらげる生きるための行為です。
無理にやめさせる事は事態を悪化させてしまう可能性があるため否定せず寄り添う事がとても大切です。
※カミソリなどで手首を切るリストカット、自殺願望がある、精神的に弱いといったイメージがあるかもしれませんが【⠀自傷行為は 死ぬための行為ではなく 生きていくた めの行為⠀】なのです。

② なぜ自傷行為をするの?

自分を傷つけるサイン
ストレスから自分を傷つける行為が10代~20代を中心とした若い世代に多くみられます。
リストカット、タバコの火を押し付ける、ビアスの穴を自分自身で過剰にあける、髪の毛を抜く(抜毛症)、薬の過剰摂取(オーバードーズ)などがあります。
自傷行為をしたからといって自殺をしたいと思ってるわけではありません。
これらの行為には自分の体を傷つける事で精神的な、苦痛を和らげようとする気持ちが隠れています。

③ 自傷行為について

  • 怒り、空虚感、寂しさ、劣等感、自分の存在価値などの、感情が抑える事ができず、自分を傷つける。
  • 次第に常習性、エスカレートする。
  • 複数の方法、手段で行うケース。
  • 自尊心が低く、自己否定的な、感情をつねにかかえている。
  • 虐待が自傷行為の原因になる。

④ 自傷行為を行う子供に対してどうすればよいのか?

  • 自傷行為を責めない。
  • なぜ、自傷行為をしてしまうのか? そんな事をしてもなんのためにならないなど問いつめない。
  • 精神的なストレスから自分を傷つけてしまう事を理解する。
  • 子供のSOSに気付く(表情や態度、口数が減った)など、子供の状態をしっかり、把握する。
  • 自分を傷つけたいほどつらい、苦しい気持ちを理解する。
  • 傷つけたくなった時にいつでも、話しを聞く準備ができてる事を事前に伝えておく。
  • そばにいる事、一緒に治していく事、支えになる事を、しっかりと、向き合い話しをする。

自傷行為の全てがこころの病ではありませんが、ケースによっては
統合失調症、うつ病、摂食障害、境界性パーソナリティ障害、解離性同一性障害など、こころの病気が重なっている事があります。
また、自傷行為は自殺行為とは区別をして考えるが重要になります。
ですが、継続して行う場合には、長期的に自殺に向けての行為と繋がってしまうケースも少なくありません。
自傷行為は、子供のこころが、SOSをだしているサインです。
ゆっくりと話しを聴きながら、カウセリング相談が大切になります。

⑤ 自傷行為をしてしまう原因はなに? 自傷行為の種類は?

自傷行為に至る原因は1人、1人異なりますが、大きくわけるといくつかの、共通点、原因が、あります。

  • 心理的な要因
  • 精神疾患との関連性
  • 社会的、環境的要因

3つの種類に、わかれていますので、自傷行為の原因を慎重にさぐる事が大切です。
これらの、原因には独立性はなくほとんどが、互いに影響し合っています。

心理的原因

こころの内に、抱えているさまざまな、苦痛や葛藤が自傷行為へと、繋がります。
言葉で表現が、できないほどの、感情、自分自身に対しての複雑な、想いが自分自身を傷つける事により怒り、悲しみ、不安、罪悪感などの感情をコントロールし抑制をはかります。
言葉で、表現する事、自分の主張をする事が困難になり感情がこころの中に溜め込まれ吐き出す場所もなく行き場を失い耐え難い苦痛になってしまいます。
自傷行為は、この耐えきれない溢れ出す、感情を一時的に【⠀のがれる⠀】ための手段、または、感情の波にのみこまれそうな自分を【⠀しずめる⠀】ための、手段なのです。
具体的な、痛みを感じる事でこころの痛みが一時的にマヒするような、感覚がえられます。
感情の制御を自分自身を、傷つける痛みによって折り合いをつけています。

精神疾患との関連性

自傷行為には、特定の精神疾患の、症状としてあらわれるケースが、あります。
これらの、精神疾患により引き起こされる感情の不安定さや思考の歪み、現実の障害などが自傷行為を、誘発させてしまう直接な原因になります。

うつ病

うつ病は、持続的な気分の、落ち込み、興味や喜びの喪失を主な、症状とする精神疾患です。
重度になると、強い絶望感、無価値感にさいなまれ死を願う【⠀希死念慮⠀】が生じます。
自傷行為はこの希死念慮のあらわれとして、また、耐え難い、精神的な苦痛からの、逃避や感情麻痺を求めて、行なってしまいます。
また、思考が低下し冷静な判断が、できなくなってしまう事も衝動的な自傷行為に繋がる原因になります。

境界性パーソナリティ障害

境界性パーソナリティ障害とは、感情、対人関係、自己イメージ、行動の不安定さが特徴的なパーソナリティ障害です。
激しい感情の波、見捨てられる事に対して強い不安、衝動的な行動(薬物乱用、過食、浪費)など、慢性的な空虚感などが、あらわれます。
自傷行為は境界性パーソナリティ障害の方に、よくみられる行動のひとつです。
耐え難い感情、特に、怒り、悲しみ調整するため、また、対人関係における、苦痛の表現をするためなど、さまざまな目的で、行われます。
初動性が、高いため計画的ではなく突発的に自傷行為に、及ぶ事が多いのです。

PTSDや解離性同一性障害

心的外傷後ストレス障害(PTSD)は生命の危機に、関わるような、強いトラウマ体験、虐待、事故、災害などの後に、発症する精神疾患です。
トラウマとなった出来事のフラッシュバック、悪夢、過覚醒、回避行動などの症状があらわれます。
解離性同一性障害は現実感の喪失、離人感、健忘、解離性同一性障害(多重人格)などが、あらわれる障害です。重度のトラウマ体験と関連しています。
PTSD、解離性同一性障害を抱えてる方はフラッシュバックの苦痛や現実感のなさ、あるいは、解離状態から覚醒を求めて自傷行為を行います。
体の痛みは解離してあいまいになった自己の存在を再確認し現実との、繋がりを取り戻すための手段です。
他にも、摂食障害、特に、過食嘔吐を繰り返すタイプ。統合失調症は幻聴、妄想、によって自傷行為を指示されたり妄想的な、苦痛からのがれるために自傷行為に、及ぶケースがあります。

※ 社会的、環境的原因

個人を取り巻く社会環境、過去の経験も自傷行為のリスクを高めます。
ストレスフルな出来事や安心できない生育環境などが、こころの傷となり自傷行為の引き金になります。
ストレスやトラウマ体験、いじめ、ハラスメント(パワーハラスメント、セクシャルハラスメント)、身体的な虐待、精神的虐待、性的虐待など耐え難いストレス体験、親しい人との死別、大きな事故、災害、などのトラウマ体験は自傷行為の、大きな要因になります。
これらの体験はこころに深い傷を残しPTSD、解離性同一性障害などの精神疾患の発症に繋がるだけではなく、直接的な感情の処理が困難になり、自己否定感、孤独感、などを引き起こし自傷行為へとむかいます。
特に子供時代の虐待、ネグレクトはその後の人格形成や対人関係に繋がるリスクが高まります。

人間関係の問題

家族、友人、恋人、配偶者、同僚など人間関係における問題も自傷行為の原因になります。
期待とおりにならない関係、裏切り、拒絶、対立、孤立、依存、といった問題は強い精神的苦痛を伴います。

家庭環境の影響

育った家庭環境はその後の人生やこころの健康に深く関わります。
機能不全家族、ネグレクト、過度な干渉、期待、家族間の慢性的な不和。
子供は、安心感をえられず感情の調整能力が育ちにくくなり、家庭内で自分の気持ちを表現する事を制圧されて育った場合、言葉以外の表現方法、自傷行為で感情を表現するようになります。

⑥ カウセリングの重要性

カウセリングでは自傷行為にいたる心理的な原因、精神疾患の原因を丁寧に探り、それに適した、カウセリング方法を見つけ、感情、思考、言葉で主張する事の大切さを対話を重ねる事によって自分自身を傷つける必要がないということを時間をかけ本人の自己肯定感をあげていきます。
他者なら話せると言う方も多いのも事実です。
言葉で主張、意思、意見を表現できるよう自分自身のこころを考えで、コントロールできるように共に考えていきます。

まとめ

自傷行為の数、傷の深さは苦しみやつらさをどれだけ、自分自身で自分を、抑えてきたかのあらわれです。
生きるために自分を傷つけ一時的な、安定を求めているのです。
1人で、もがき、苦しみ自分自身を傷つける場合によっては親が、この現実を把握していないというケースも多くみられます。
苦しみからのがれるために生きるために痛みを得る、こんな悲しい現実があるという事をしっかりとこころに受け止めなくてはなりません。
一緒に解決致します。ご連絡、お待ちしております。

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